本品は健康成人の骨髄液からhMSCを分離し、拡大培養して製造した再生医療等製品です。
本品はヒト白血球抗原(Human Leukocyte Antigen:HLA)の一致・不一致を考慮せずに投与することが可能です。
本品は免疫調節作用により、免疫が関与する急性GVHDへの治療効果が期待できます。
本品は同種造血幹細胞移植後のステロイド抵抗性の急性GVHD患者(グレードⅡ〜Ⅳ)において、高い有効性を有することが示されました。
本品の臨床試験の総症例39例中35例(89.7%)に副作用が認められました。その主なものは、血小板数減少が11例(28.2%)、肝機能異常が8例(20.5%)、発熱及び白血球数減少が7例(17.9%)、貧血、血中乳酸脱水素酵素増加及びγ-グルタミルトランスフェラーゼ増加が5例(12.8%)などでした。(承認時)
なお、ショック、アナフィラキシー、感染症、原疾患の再発、胃腸出血、肝機能の悪化及び重篤な血液障害を、添付文書上の重大な副作用として設定しました。
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